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スキー場活性化・スキー場再生再建・スキー場ビジネス・スキー場経営・スキー場運営

スノービジネス、スキー場運営、スキー場設計、スキー場マーケティングの実態を独断で紹介
落ちも落ちたりスキー場来場者たち
スキー場入り込み(来場者ともゲストとも言う)のピークは1992~3年。スキー用品の販売のピークは1992年。この時、日本全体でスキー場に約1億1千万人が出かけていたのですよ。
スキー板は250万台販売していた。そしてスキー参加人口、いわゆるスキー人口は1770万人だったのです。これらはレジャー白書に記載されています。

現在(2005年レジャー白書)は、スキー場には約5千万人の総来場者数。これはスノーボードも含めてのお話。また販売ではスキー板が30万台程度。
スノーボード板も30万台と公表されていますね。
それぞれの実数はより少ないと考えられる。いずれにせよ10年前の4分の1~5分の一程度なのですよ。
そして、スキー人口は710万人、スノーボードが520万人となっています。
合計すると、1230万人。



また、SAJの競技者登録数は、06年8月1日現在でアルペン、ノルディック、フリースタイル、スノーボード全て含めて約6千人。10年前の数字までは調査できませんが、この数字は比較するまでもないでしょう。

いや~~落ちたものですよね。
この実態をどう考えますかね。

私をスキーに連れて行ってという映画の影響は少なからずあっただろうけど、所詮一時的なブーム。
ウィンタースポーツを総じて引き上げる影響とは言えなかったね。

アメリカやヨーロッパではこの様な落ち込み方はしていません。
アメリカでは一時的に経営危機がありましたが、スキー場経営者の再編が広がった結果、人口は増加しています。
また、シャモニーやドゥザルプやトロアバレーといったフランスを見ても来場者は増加しているのです。

今や落ちているのは日本だけ。
世界でも例の無い落ち込みようです。
その原因は、一体何があるのでしょう?

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