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マス・コア論(続き)
やっと届いた、今年の「ウィンターレジャー白書」。
NPO法人のウィンターレジャーリーグの坂倉先生の尽力により、今年も無事到着。
今回は全国のスキー場内アンケートが無くなり、私のライフワークのマス・コア分析ができない(悲)
少しでもNPOに貢献するため? 今年は社員全員に配布し、学ばさせていただきます。

このタイミングに、"はまり質問"が到着。
といっても、私は相も変わらず鬼の10日間出張のため書き込みが遅れました。お許しを。

ご質問の主旨は、9月8日記述の"重要<コアとマス>"のなかで、
参加回数が多いコア層が大幅に減少。マス層は、極端な数字変化がなく・・・(中略)
スキー場側は、マス層軽視コア層重視してきたのがダメージ・・・これらの整合性とのことです。



93年から04年までを追ってみると、93年時にはコア層(プレイ日6日以上)人口は推定500万人。マス(プレイ日5日以下)は1270万人でした。
それが、04年にはコアが210万人、マスは1000万人となった。
コアはピークの42%となり、マスは80%となった。
時系列で説明するとわかりやすいのでしょうが、肝心な比較しなくてはならない93年のデータが飛んでいました。失礼しました。

この数字変化からは、コアの減少が大きく、マスも減少したがコアほどではない、だとしたらコア対策が重要じゃないか・と、パット見では思われるでしょう。
そもそも、コアとマスを分類した根拠はスキーとスノーボード誌の購読者に5日以下が殆どいないことでした。つまり、93年と04年では専門誌の販売部数にも同様の減少がありました。
この販売数量をこの場で公表することは控えますが、減少したことは間違いありません。

また板の販売台数も、工業界発表によると93年には250万台だったのが、04年は40万台とピークの16%となってしまった(スノーボードを含むと30%)。
スキー場では、スキー誌・メーカー・ショップ絡みのイベントや取材といった仕掛けがありましたが、これらの殆どはコア向けでした。今も同じかもしれません。

100人や200人程度のイベントの集客は貴重かもしれないが、その日にスキー場に来場している数千・数万という人たちにストレスを与えていることのほうがスキー場にとってはダメージとなります。

ウィンター業界に席をおいてしまうと、誌面やショップ、メーカーの露出が気になりますよね。
100人200人のイベントの露出が大きかったり、極端には数人のレッスンキャンプが紹介されています。しかし、この手の記事ではスキー場は集客は難しい。
あくまでイベントの主催者、試乗会とかキャンプに貢献するというメーカーやショップの視点(都合ともいう?)だと思うのです。
それと、スキー場経営は同じではない。

現実はスキー場来場者の87%のマス達だということに目を向けなくてはならない・ということなのですよね。
つまり、いくらコア対策をしてもどーんとスキー場の数字は上がってこない・上がるのはスクールや目メーカーやショップといったコミュニティ単位(注!これはあくまで数字上の判断です)。

ではマスをみると、数字上では20%のダウンとなり、コアに比べると減少比は少ない。
それに人口そのものは多い。
彼らの少ないプレイ日を1回でもリピートすることができれば、分母が大きいだけに数字(結果)に表れやすいじゃないですか。
コアの回数をウィンター業界の言いなりになって(失礼)増やす努力をするより、とてもシンプル。


質問への明快な回答とはいかないかもしれませんが、本質をご理解下さいまし。


このブログは、スキー場経営者向けに作成し、様々な角度で分析できるような情報提供を行っています。私自身陥りましたが、偏ると経営方針を見間違う危険性がありますよね。
このブログで、新たな視点、情報として役立ててもらえればと、思っております。

このマス・コア論の行く末は、プレイ日の増加には違いなのですな。

祈る寒波!

cava@freestyle.co.jp
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