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スキー場活性化・スキー場再生再建・スキー場ビジネス・スキー場経営・スキー場運営

スノービジネス、スキー場運営、スキー場設計、スキー場マーケティングの実態を独断で紹介
なんだぁ・・・・リフト券1000円だって!?
12月いっぱい、日券1000円・・・・・

まあ、自由商売だから、
法規制も制限がないし、
値段設定は自由だけどねぇ、

12月いっぱい日券1000円だって。



スキー場の経営者って、
地域から生まれたスキー場だったり
不動産系、電鉄系、ファンド系、流通
上場会社の系列、、、、

家電や自動車系のような大規模企業の経営はない

スキー場の経営の中で、
際だって親会社の規模が大きい会社が、
東西に1社ずつある。

業界をリードする企業と言っても過言ではない。

その会社の「ひとつ」が、この価格でド派手なCMを流し売り出している。
その会社の広告展開は、通常のスキー場では見られない規模だ。


スキー場経営の場合、
建設に伴うイニシャルが負担であり、
しかも、そのランニングコスト負担も甚大だ
そして、3~4ヶ月という短期間のため人員確保も大変
固定費がかさみ、CAPEXも毎年必ずや発生してくる

どんな計算をしても、
リフト券1000円はかけ離れた価格なのだ。


周知のごとくスキー人口は減少し
93年ピークの1770万人から、
07年は560万人。
スノーボードが400万人。

そうです。
マーケットのパイはわかりやすい。
わかりやすい数字をスキー場同士で奪い合う

この奪い合いを価格競争で行ってくると、、、、、
しかも、大会社が先陣を切るとなると、、、

この業界の行く末は、風前の灯火となろう。


海外のスキー場の1日券の価格は、(現為替08/12/7)
ウィスラーで8000円程度
ベイルで8600円
バルディゼール6700円
フットが7000円

日本はと言うと、
ニセコの共通券で5500円
八方尾根で4600円

現在の円高で海外価格は、か・な・り・安くなったものの、
未だ日本が世界で一番リフト券が安い。
規模の違いがあっても日本のリフト券は割安なのだ。


ダンピングは、
百害あっても一利無し、、、、

業界破滅へまっしぐら・・・・・(マジ)


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