<痛いエース不在…上村愛子“無期限休養”宣言>
フリースタイルスキー・モーグル女子で五輪4大会連続入賞の上村愛子(30=北野建設)が無期限の休養を宣言した。2日、全日本スキー連盟(SAJ)を通じ「一度立ち止まり、純粋にスキーを楽しむ1年を過ごしながら、今後の競技活動を考えていきたい」とコメントを発表。14年ソチ五輪(ロシア)への挑戦も含め、来季以降も“白紙”を強調した。
1日に上村本人と話し合ったSAJの林辰男フリースタイル部長は、今後の強化指定選手から外すことを決定。しかし「かなり誤算だった」と苦悩の色は隠せなかった。
世界最高峰の技術を持つエースが不在となれば、競技面だけでなく、今後のスポンサー獲得にも影響は必至だからだ。SAJ最大のスポンサーだったVISAの撤退などがあり、今冬の強化費はすでに約30%カットされることが決まっている。さらに、上村の個人スポンサーからの収入も消えれば、さらなる収入減は避けられない。フリースタイルW杯への選手派遣は国の全額負担だけに、強化プランの見直しも迫られることになりそうだ。
最新の記事に、上村愛子選手が休養宣言と記載があり、それにスキー連盟の動向が記載されていた。
92年から02年の間、私が白馬の某スキー場の顧問時代に、常設モーグルコースを日本で初めて設置したとき、地元の可愛らしい中学生の愛子選手をスキー場ぐるみでサポートさせてもらった事を思い出す。
その後の彼女の活躍は言うまでもない。
さて、愛子選手依存のサポート体制について一言。
強化費は彼女頼みと記事は書いているが、スキー競技で活躍したのはモーグルだけではなかっただろうか。
バンクーバー五輪の入賞者では、ハーフパイプの国母選手が8位、ジャンプの葛西選手が8位、複合の小林選手が7位の3名。
モーグルでは、愛子選手の4位、村田選手8位、男子の遠藤選手が7位と3名いる。
スキーアルペンやクロスカントリーでの入賞者はいない。
最も活躍したと見なされるモーグルの予算が削減となると、他の競技はもっと削減ということになるだろう。
スキーアルペンに至っては久しくワールドカップですら入賞者がいない競技であることから、予算は殆ど無いと言うことか。
私も強化コーチ経験を持つが、強化費含めた強化や選手の人選含めて、スキー連盟の基準は難しい。
というより、わからなかった。
オフィシャルに発表されている記載も無いため、全ては闇の中?
しかしだ、スキー場含めたスキー産業の発展の要因には、少なくとも強いあこがれの選手が不可欠ではなかろうか。
誰もが認める強さに子供達と親たちはあこがれる。
私どもが運営するウォータージャンプ施設では、以前にも記したが、今年は子供が非常に多い。
スキーを履いたことすらないキッズを親たちが連れてくるという事例もある。
彼らは、彼らの親たちは、まぎれもなく愛子選手に自分の子供をオーバーラップさせている。
行く末は愛子選手のように、という希望もあろうが、子供達に夢を与えることに親は賛同する。
愛子選手が日本中に与えた夢の、その裏には、彼女を取り巻く経済行為が膨らんだことにもなろう。
それに群がる企業や団体。テレビの特番でもあったような。
競技に疲れたというよりは、ひょっとしたら己の都合で選手を利用する大人達に疲れたのかもしれない(注:あくまで個人の憶測ですよ)。
さておき、愛子選手はスキー場の集客にも実に貢献してくれた。
以前、木曽地区のスキー場で彼女に関係したイベントを開催したことがあるが、12月の中旬というまだ季節的には盛り上がる前ではあるが、1日で3000人余の人たちを集めてくれた。
当時私はシーズン30~40イベントをこなしていたが、こんな集客はなかったと思う。
スノーボードのカリスマのヨナス・エミリーのイベントでは2000人程度だったか。
日本人のイベントでは30人程度が集まれば優秀な方だっただけに、その違いがおわかりであろう。
しかし、愛子選手でも3000人である。
ワールドカップや大きなイベントでもせいぜい5000人程度。
どんなに頑張っても、野球やサッカーやコンサートには遠く及ばないのだ。
これは、スキー場が天候に左右されてリスクが高いことが大きな要因とされる。
記憶に新しい、今年のオリンピックでも濃霧と雨が選手達を悩まさせた。
以前は著名な選手、デモが来場するとスキー場も潤ったようだが、これは90年代までのお話し。
いまでは、デモやプロであっても影響度は限りなく小さい。
ライダーによって影響を受けること、これ自体が死語になっているであろう。
そんな彼らが、勘違いをして自身の名前で影響力で集客に貢献するという発言をしますが、
実際、彼らが引き連れる人数の貢献度は低い部類だ。
ライダーやデモ、彼らの社会では有名かもしれないが、一般社会では殆ど知られていない。
著名というと、まさに愛子選手だけであろうか。(今年は国母選手も著名になりました)
スキー場の集客にあたって、ライダー自身が顧客を引き連れてくる仕組みが、今後はより求められるでしょう。
まっ、いうなれば、「人を頼らず自分の足で動いて稼げ!」ということですね。
病院にて(4年悩んだ鼻を改修中)イタイ
フリースタイルスキー・モーグル女子で五輪4大会連続入賞の上村愛子(30=北野建設)が無期限の休養を宣言した。2日、全日本スキー連盟(SAJ)を通じ「一度立ち止まり、純粋にスキーを楽しむ1年を過ごしながら、今後の競技活動を考えていきたい」とコメントを発表。14年ソチ五輪(ロシア)への挑戦も含め、来季以降も“白紙”を強調した。
1日に上村本人と話し合ったSAJの林辰男フリースタイル部長は、今後の強化指定選手から外すことを決定。しかし「かなり誤算だった」と苦悩の色は隠せなかった。
世界最高峰の技術を持つエースが不在となれば、競技面だけでなく、今後のスポンサー獲得にも影響は必至だからだ。SAJ最大のスポンサーだったVISAの撤退などがあり、今冬の強化費はすでに約30%カットされることが決まっている。さらに、上村の個人スポンサーからの収入も消えれば、さらなる収入減は避けられない。フリースタイルW杯への選手派遣は国の全額負担だけに、強化プランの見直しも迫られることになりそうだ。
最新の記事に、上村愛子選手が休養宣言と記載があり、それにスキー連盟の動向が記載されていた。
92年から02年の間、私が白馬の某スキー場の顧問時代に、常設モーグルコースを日本で初めて設置したとき、地元の可愛らしい中学生の愛子選手をスキー場ぐるみでサポートさせてもらった事を思い出す。
その後の彼女の活躍は言うまでもない。
さて、愛子選手依存のサポート体制について一言。
強化費は彼女頼みと記事は書いているが、スキー競技で活躍したのはモーグルだけではなかっただろうか。
バンクーバー五輪の入賞者では、ハーフパイプの国母選手が8位、ジャンプの葛西選手が8位、複合の小林選手が7位の3名。
モーグルでは、愛子選手の4位、村田選手8位、男子の遠藤選手が7位と3名いる。
スキーアルペンやクロスカントリーでの入賞者はいない。
最も活躍したと見なされるモーグルの予算が削減となると、他の競技はもっと削減ということになるだろう。
スキーアルペンに至っては久しくワールドカップですら入賞者がいない競技であることから、予算は殆ど無いと言うことか。
私も強化コーチ経験を持つが、強化費含めた強化や選手の人選含めて、スキー連盟の基準は難しい。
というより、わからなかった。
オフィシャルに発表されている記載も無いため、全ては闇の中?
しかしだ、スキー場含めたスキー産業の発展の要因には、少なくとも強いあこがれの選手が不可欠ではなかろうか。
誰もが認める強さに子供達と親たちはあこがれる。
私どもが運営するウォータージャンプ施設では、以前にも記したが、今年は子供が非常に多い。
スキーを履いたことすらないキッズを親たちが連れてくるという事例もある。
彼らは、彼らの親たちは、まぎれもなく愛子選手に自分の子供をオーバーラップさせている。
行く末は愛子選手のように、という希望もあろうが、子供達に夢を与えることに親は賛同する。
愛子選手が日本中に与えた夢の、その裏には、彼女を取り巻く経済行為が膨らんだことにもなろう。
それに群がる企業や団体。テレビの特番でもあったような。
競技に疲れたというよりは、ひょっとしたら己の都合で選手を利用する大人達に疲れたのかもしれない(注:あくまで個人の憶測ですよ)。
さておき、愛子選手はスキー場の集客にも実に貢献してくれた。
以前、木曽地区のスキー場で彼女に関係したイベントを開催したことがあるが、12月の中旬というまだ季節的には盛り上がる前ではあるが、1日で3000人余の人たちを集めてくれた。
当時私はシーズン30~40イベントをこなしていたが、こんな集客はなかったと思う。
スノーボードのカリスマのヨナス・エミリーのイベントでは2000人程度だったか。
日本人のイベントでは30人程度が集まれば優秀な方だっただけに、その違いがおわかりであろう。
しかし、愛子選手でも3000人である。
ワールドカップや大きなイベントでもせいぜい5000人程度。
どんなに頑張っても、野球やサッカーやコンサートには遠く及ばないのだ。
これは、スキー場が天候に左右されてリスクが高いことが大きな要因とされる。
記憶に新しい、今年のオリンピックでも濃霧と雨が選手達を悩まさせた。
以前は著名な選手、デモが来場するとスキー場も潤ったようだが、これは90年代までのお話し。
いまでは、デモやプロであっても影響度は限りなく小さい。
ライダーによって影響を受けること、これ自体が死語になっているであろう。
そんな彼らが、勘違いをして自身の名前で影響力で集客に貢献するという発言をしますが、
実際、彼らが引き連れる人数の貢献度は低い部類だ。
ライダーやデモ、彼らの社会では有名かもしれないが、一般社会では殆ど知られていない。
著名というと、まさに愛子選手だけであろうか。(今年は国母選手も著名になりました)
スキー場の集客にあたって、ライダー自身が顧客を引き連れてくる仕組みが、今後はより求められるでしょう。
まっ、いうなれば、「人を頼らず自分の足で動いて稼げ!」ということですね。
病院にて(4年悩んだ鼻を改修中)イタイ
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