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スキー場活性化・スキー場再生再建・スキー場ビジネス・スキー場経営・スキー場運営

スノービジネス、スキー場運営、スキー場設計、スキー場マーケティングの実態を独断で紹介
コアとマスのおさらい
昨年、このブログを立ち上げてから、表題のテーマに対し反響が多い。

また、今年多くのスキー場にお邪魔した際に、
「コアとマス」というテーマの説明に大きな反響やら戸惑いをも頂いている。


このコアとマスをしっかりと計数化できているところは、どれだけのスキー場があるのだろうか。
以外に漠然と流している方が多いのではないか。

確かに線引きは難しい。
そのTP点をどこにおくか、万人が納得する着地点を私なりに悩んできた。


健全な市場は、きっと綺麗なピラミッドを形成しているのであろう。
頂上を支える十分な底辺がしっかりとしてこそ、将来は明るい。

しかしスキー場来場者は、ピラミッドではなく、長方形のイメージであることは推定できた。


計数として、ある程度明確なデータを拾い集めてみなくてはならない。
そうしないことには、ある種の「不安」に苛まれてしまう。

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まず、アスリートの人数。
アルペンやモーグル、そしてハーフパイプやクロスなどの中学生以上の競技者登録数は、全日本スキー連盟のホームページで容易にカウントできる。
概ね全国で6500人程度であった。
これに小学生以下の選手達の人数が加わる。
こんなもんなのである。

では、次にスキーやスノーボードの販売台数。
工業界なる団体や業界紙で数量が発表されている。
それに各ショップでの在庫と輸入量、生産量を勘案。

さらに、専門誌やガイドブックなどの購読数。
検定人数や各連盟の会員数。
アルペン、フリースタイル、スノーボードのローカル大会参加者数。

さらに、スキー場のシーズン券販売数、、、、、、、、etc


マニアックとされる、積極的にスキー場に出かけるであろう人たちの総数は概ね推定できてくる。
では、スキー場にとって「一般客」とされる人たちはどれだけなのだろう。

また、一般客って何だろう???

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

その中で、
専門誌の購読者は概ねスキー場行きの日数(プレイ日)が6日以上であるという既存資料データ。

ここに、スキー場内でのアンケートデーターのプレイ日を無理矢理押し込んで計算すると
(ウィンターレジャー白書参照)
6日以上:5日以下=15:85 という配分となる。

今年のレジャー白書のスキーとスノーボード人口の合算が約1000万人。

よって、大胆にもこの数字に組み入れると、
6日以上:5日以下=150万人:850万人 となった。

そして、
150万人:850万人=コア:マス と線引き、TP点の完成!


では、今度は国内のスキー場来場者総数はどれだけだろうか?
手間をかけて数字を拾ってみると、3500~4000万人程度である。

レジャー白書の参加回数と、ウィンターレジャー白書のプレイ日を基礎データとして、
コア:マス=1500万人:2500万人 と推定。


バブルの93~94年当時では、
実数推定値が コア:マス= 500万人:1000万人
ゲレンデ総数はコア:マス=7000万人:3000万人
今考えると恐るべし数字だ。


この数字ボリュームは「遠からず」ではないか。

現場で、肌で感じていたその実感からも、以外に納得数値に近いと思われるのだ。


当然ながら、確証を取るための検証は行っている。

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スキー場での集客活動としては、
どこに力を入れて、何をしなくてはならないか、
その大きなヒントを与えてくれる「マスとコア」なのだと考えるのです。


スキー人口は、93年のピーク時には1700万人いたらしい。
しかし、今や600万。
恐るべし、1100万人の人口減。
ここまで落ちたスポーツ、レジャーは無いだろう。


スノーボードが加わって1000万人となったものの、
スノーボードも10~20代前半が参加せず、年次減少傾向。
世界を見ると、恐ろしい実態が・・・・・・・・(後日)


スキー場は、マスに対して、決して優しくはなかった。
せいぜい、キッズゲレンデという箱庭システムが拡大したこと程度か。


漠然とマスを感じつつも、計数把握がないことで、判断も曖昧になりやすくなる。


まだまだ、われわれは本質にはたどり着いていないであろう。


一部のスキー場だけ発展しても、全体のスキー場業界が沈滞化してしまっては、そのスキー場も結局最後は減退化していくだろう。

それを防ぐには、全国で共通意識を持って、「コト」にあたらなくてはならない。


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