スキー場活性化・スキー場再生再建・スキー場ビジネス・スキー場経営

スノービジネス、スキー場再建、スキー場の運営・設計・営業・マーケティングの情報や実態を独断で紹介。
コブの力、モーグルの力
上村愛子選手の活躍はめざましい。
ワールドカップ4連勝、そしてスキー種目では日本人として5人目のクリタルトロフィーを獲得する栄誉を得た。
すごいことだ!私にとってもとても誇らしいことなのです。



その背景には、彼女自身の実力は当然ながら、モーグルという種目の変化、革新を見逃せない。

エア偏重で2000年代は推移していたが、今シーズンからエアは難度よりも確実性であり完成度が求められた。裏を返すと、彼女のコーク7は高い得点を望めなくなっていた。

さらに、モーグルコースの2カ所のエア台の場所が大幅に変わった。
第一エアと第2エアのミドルセクションと言われるゾーンの長さが一気に長くなり、逆に第一エア上と、第2エア下が短くなった。
これは、ジャッジがターンを採点するに当たり、第一エア上はそもそも見えにくい、そして第2エア下ではエアのランディング後深回りをする選手など無くターン本質の判断がかなり難しかった。
そのため、ミドルを長くすることでターンの本質を見やすくしようと言う、ジャッジ目線での進化?改革となった。

上村選手は、その改革を知っていたかどうか、トレーニングはターン重視としていた。
コブ前でスライドするモーグル独特のスライドターンが多い中、切れ味あるスキーらしい基本技術を持っていただけに、この改革は彼女に優位にたったと個人的には思っている。

世界的には、ゲレンデでモーグルするスキーヤーは殆ど見かけられない。
ゲレンデで一般スキーヤーがモーグルする光景は、日本しかないのだ。

その日本のスキー場でも、2000年代で、モーグルという言葉は薄れつつある。

日本のスキー人口の減少と同じような減少率をたどっている、劇的に減少してきたウィンタースポーツの一つかもしれない。

しかし、ワールドカップでもターン重視に改革されたことで、私は明るい兆しが見えてきたと思っている。
今後は、殆どの選手がスライドしていたターンを、切れ味鋭いターンが評価される方向により改革されてくれば、スキー場にも愛好者がきっと増えるに違いない。

アプレスキーでは、コブを単純に楽しむために、人工コブだけを提供する「コブ専」というコースを展開している。
今では、モーグルコースよりも遙かにスキー場の反応は良い。

今年は、「ふじてん」にもコブ専、そして「なんちゃってモーグル」が登場している。
なにせ、良いコブを提供すると言うことは、つまりは良いスタッフと人手間がかかるということでもあり、スキー場のやる気と思いが込められるのである。

http://www.fujiten.net/pc/
Comment
≪この記事へのコメント≫
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
Secret: 管理者にだけ表示を許可する
 
Trackback
この記事のトラックバックURL
≪この記事へのトラックバック≫
Designed by aykm.