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スキー場活性化・スキー場再生再建・スキー場ビジネス・スキー場経営・スキー場運営

スノービジネス、スキー場運営、スキー場設計、スキー場マーケティングの実態を独断で紹介
なんちゃってクロス誕生10周年!!!
今年は2009シーズンですよね。
なんちゃってクロスが生まれたのは2000シーズン。



ということは、祝10周年!!!
10シーズン目を迎えることができました。

時間がたつのは、おっとろしく早い。
私も10才年とったことになるのかぁ。
おかげさまで生きながらえて、これましたワ。
あざーす。



なんちゃってクロスの前進、ファミリークロスやらファンクロスが懐かし。
ウェーブはあるものの、ラビットポールあり、コブコブありで、
今振り返ると、アヒョッーってなゲレンデでした。

97シーズンから、あちこっちでスノークロスのコースを造ってきて、
クロスにコブコブがあった、、、
しかも、その名称がおもろい

タコヤキ!

当時の誌面にも掲載されていた、斬新なアイテム!
当時は、おおまじめに、タコヤキ作っていました、、、わたくしも(大汗)


ところが、
スキーがクロスに入り出して、流れが変わった。
とにかく、あいつらスキーヤーは早い。
ほっておくと時速80キロ以上すぐでてしまう。
何が違うかって、そりゃ、
彼らは減速しません!
制動せずにセクションにつっこみます!
どう見たって、、、、、、、バカです。
前に出るため手段を選びません。

その彼らが滑るクロスコース
流れに反したセクションなんぞ作ってしまったら、あなた、
大変です。殺人コースとなってしまう。

いつも、ひやひやものでした。
テーブルが30mランディングが40mでも短い。
フラットまで飛ぶし、
しかも4人が横並びで、、、、
大会のたびに胃が痛くなったのですよ。

そのとき、胃痛のなか、苦肉の中で生まれた、設計手法。
*動線設計*

スピードとタテヨコのアールが全てを形成するということでした。
当たり前だけど、FISにもJSBAの設計マニュアルにも書かれていないのです。


そして、大会経験を積んだ中で勝ち取ったこと!

大会には選手達がせいぜい50人から100人しか出ない。
そんな選手達のために、何日もクローズして、華々しく大会したところで、
スキー場から採算性の詰問、、、、、答えられなかった。
スキー場商売とは別次元のため、大会はやめたこと。
これが99~01年あたりのお話し。

今振り返ると、現実を知らされたことで「勝ち取った」ことなのですよ。


その後、
めちゃめちゃクロスも、一気にフルモデルチェンジ。
ガキンチョがボーゲンでも楽しく滑れるコースを作るっきゃないだろう。
ただし、安全にだ。

選手と違って、設計いかんでは重大な事故が発生してしまう。
そんな事が起きたら、スキー場の経営まで脅かしてしまう。

事故と安全、ちょっとスリルで楽しい、初心者と上級者
そして経営
相反するキーワードを共有させる設計、、、、、、、

どんなプロセスであり、スキー場に客が来なくちゃ、話にならん。


おかげさまで鍛えられました。

いろんなスキー場にでかけて、
いろんなオペレーターや隊長達にであって
良しにしろ悪しきにせよ、戦いあって(苦笑)
10年たちましたよ。

やっとこさ、
相反するキーワードをクリアしてきたかな、
ガキンチョもジジも遊べるコースができた。

といっても、
完成型にはたどり着いていないと思う。

まだ、満足いかない自分があるのですよ。


今年、この「なんちゃってクロス」が一気にバージョンアップ。

なんちゃってクロスの弟分「なんちゃってジュニア」
二人がデュアルでクロスする「がちんこクロス」
4人制のノックダウンだけど、マジではなくチョット手前「ちょいマジクロス」

以上全てで「クロスキング」という企画として生まれました。


この日本初企画。
長野県の王滝村にある「おんたけ2240」に登場しますよ!

北海道のマウントレースイでは、なんちゃってジュニア、なんちゃってクロス、がちんこクロスの3点が登場します。

ちょっとだけ、今年も進化しています。


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